今日では、「ブラック企業」が社会問題としてしっかり扱われるようになり・・

近時は、ブラック企業がメディアで注目されたりして、労働条件に対する取り締まりが強くなったり、悪質な会社が公開されたりするなど、損をする仕組みができてきましたが、完璧とは言い難いです。ですが、実際に入社するまえの面接時に「ブラック企業」かどうかを見破る方法があるので、まずは理解しておきましょう。最初に、求人票に書かれている労働条件に目を通し、怪しい点について細かく質問してみましょう。ブラック企業であれば、記載内容にウソがあったときは、返答が不自然になります。その場では答えられないなどはぐらかしをしてくるはずです。特に「休日」「残業」「給与」に関しては、質問を続けていく中で、困ったような顔をする場合も多くあります。それでも迫ると、ブラック企業特有の高圧的な態度や、ふてくされたような態度になってくるので、会社の本当の姿に気づきます。このような会社は、嘘をつく体質であるといえるので、「何か引っかかる」と思ったなら、その会社に入社すべきではありません。

”石の上にも3年”という諺がありますが、昨今、終身雇用制は死語になりつつあります。転職というのは決して珍しいものでなくなっています。しかし、「仕事を変えること」が当たり前になったからといっても、軽率に転職をしようとするのは、今後のためになりません。再就職したいなら、まずは適した時期を図る必要があります。まず、今現在の職場、仕事内容について全般的に、不服を強く感じていることを箇条書きにして多くて10項目、最低でも5項目は紙に書き出してみましょうこの作業が、転職活動の次の一手を考えやすくなります。そして、もし未来の展望が拓けたのなら、ためらうことなく、よりも良い仕事ができるよう、取り組むことが大切です。

就職活動をするときに気を付けて欲しい求人内容は、そんなにきつくなさそうな仕事内容なのに給料が高く、拘束時間が長めであるというものです。こういった募集の場合、記載されている給料に『みなし残業代』を含んで計算しているケースが少なくありません。みなし残業代は、通称『みなし』とも表記し、30時間・45時間というように（時間は例えです）求人の内容に時間が書いてあります。毎月これだけの残業が発生する可能性があるので、給料に残業代を組み込んで計算しておく、といったことです。（なお、これは違法ではありません）もしも求人に『みなし残業代45時間込』と書いてあれば「書かれた時間分の残業代を入れた場合は、この給料です」という意味になります。けれども、悪質な求人では、告知しておくべき『みなし』という言葉がない場合もあるので、よく気を付けてください。

新しく就いた勤め先で過去の資格やキャリアを活かせられれば、即戦力と見られて早々に職場で存在感を得られるでしょう。また雇用先も即戦力となる人材は常に欲しがるので、採用側が判断しても即戦力となる転職はすんなりと採用されるでしょう。しかも、かつての業務内容と同じような仕事内容なら転職すること自体すんなり行くはずです。とはいえ、それなりにスキルがあるといっても大手企業の事務職、公務員（国家・地方ともに）といったジャンルは、時代や景気に左右されることなく相当な難関となるのは間違いないでしょう。

転職をするときにかなり重要なのが「面接」になります。普通、面接の際は面接担当者が応募者に対して、転職理由など色々な質問が飛んできます。そして必ず、面接の終了間際に次は、面接係員が転職者である面接者にたいして逆質問というのがされるのが普通です。面接担当のスタッフから「何か我が社についての質問はありますか？」と言ってくれるわけです。そういった質問が来たときは、緊張のあまり、質問を遠慮してしまう可能性もあります。後で後悔しないためにも、面接の前に面接官からの質問を想定し、（あなたからの質問を）用意しておきましょう。冷静に考えてみればいくつも疑問点は見つかるはずです。ぜひ、試してみてください。

今の自分のスキルが有利にはたらくように就職活動する際は、比較的、そのスキルがプラスになる転職しやすい業種と難しいものを事前に知っておきましょう。再就職が容易な業界としては、たえず人材が不足している「医療・介護」系が代表でしょう。医療・介護は、看護師、介護士の資格が必要で、ハードルの高いジャンルといえます。こうした業界で働く人が、様々な理由により、異業種に再就職したいと思っているなら、要注意です。「医療」「介護」以外の大半の業界は、人材の流動性は決して高くないということを理解しておきましょう。そのため、簡単に考えない事が必要です。異業種への再就職される場合は、異業種では医療や介護系の業界のような売り手市場ではないと気をつけておきましょう。

今年中に転職活動をする人のなかで、次の仕事をする前に期間があるのなら、必ず「失業手当」をもらっておくことをお勧めします。会社側がしっかり雇用保険を払っているところであれば、手続きをすれば失業手当を誰でも受け取ることができます。受け取り手続きについては、「ハローワーク」にて行います。自己都合での退職なら、失業手当までの待機期間が「3ヶ月」ありますが、状況によっては会社都合や残業時間によってはすぐに受け取れることもあります。さらに「失業手当」の金額については、会社で最後の勤務月の近々の給料を基準に手当の額を計算されるため、もし、「閑散期」「繁忙期」が存在する業種の場合は、理想なのは「繁忙期」後に辞めるのが無難です。

転職期間中には、自分の好きなことに没頭することに加え、体力の向上を意識した生活習慣を取り入れると良いでしょう。転職先が決まり、いざ仕事復帰した際に、趣味に夢中になっていたことで知らない間に集中力が上がります。そしてまた、体力を補っている事で、一緒に働く人たちと比べるとスタミナがあるということを自ずと認識することができます。なので、退職してからの生活は、好きなことに集中することと、体力をアップさせる努力をするのが何より良い事なのです。再就職先が決まり、職場にて共通の趣味の方と知り合えたのなら、話題に花が咲きます。ですから、趣味を極めることが転職期間中の自由な時間の利用方法としてはおすすめです。

転職活動では、始める前に、求人票を見たり、ウェブ上の公式サイトを見たりしてその会社のことを調べるはずです。ですが、当該会社が実際にそのようなところに情報を出す場合には、専属「コンサルタント」の指導が入っている、という事実を理解しておいた方が良いでしょう。コンサルタントは、会社の利益にならない情報を隠すプロでもあります。たとえ公開したとしても差しさわりのない表現をします。その類の会社紹介や社長の意見や社員のインタビュー情報などは、馬鹿正直に信じるのではなく、話半分で捉えておいた方が良いでしょう。もしも美辞麗句を信じて会社に入った場合、「こんなはずじゃない！」と後悔することになりかねません。悪意ある会社は、素直な人間を効率よく取り込み、その後は、いろいろと難癖をつけて会社を辞めれないように画策します。この手のブラック企業には注意しましょう。

20代で転職を2回した為、現在は資格を取得したいので「派遣社員」を選択しています。フルタイム勤務とは違うのでやはり給料は以前よりも少ないです。しかし、心と時間的な余裕ができました。思い返すと、学生時にいくつか資格を取得し、就職に活かせばよかったという後悔もあります。実際、そういった人をみると余計に羨ましく見えてしまいます。以前までの私は自分よりも上手くいっている人と比べ、何度か劣等感を感じることもありました。しかし現在は、結婚を契機にがらりと生活環境も大きく変化し、やりたい仕事や稼ぐべき給料も変わり、まいにち充実しています。